日本人のルーツが覆る?考古学と遺伝子が明かす渡来人の真実

日本人のルーツが覆る?考古学と遺伝子が明かす渡来人の真実についての真相をお届けします。

渡来系氏族のなかでも、群を抜く影響力を誇ったのが秦氏だ。養蚕や織物、土木治水、金融に至るまで広範な領域で異彩を放った彼らは、山城国(現在の京都)を中心に巨大な経済基盤を確立した。桂川の堰堤工事をはじめとする灌漑技術は、かつて荒蕪の地だった京盆地を実り豊かな穀倉地帯へと変貌させた。

さらに注目すべきは、飛鳥時代の政治家・聖徳太子と秦氏との深い結びつきである。太子の側近として政治・文化の両面で手腕を振るった秦河勝をはじめ、渡来系勢力が提供した先端技術と資金力こそが、法隆寺の造営や冠位十二階の導入といった革新的な政策を支えた。政治の表舞台を支えた未公開の技術基盤に、いま改めてスポットが当たっている。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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