エアコンのリモコンが反応しない!電池交換で直らぬ原因と解決策

エアコンのリモコンが反応しない!電池交換で直らぬ原因と解決策にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。

リモコンの液晶画面が正常に表示されているにもかかわらず室内機が沈黙している場合、問題の所在が「送信側(リモコン)」にあるのか、それとも「受光側(エアコン本体)」にあるのかを切り分けない限り、的確な対処は不可能です。この診断を家庭にある道具で完結させる手法が、スマホカメラ赤外線チェックです。

人間の肉眼では感知できない赤外線(波長約850〜940nm)ですが、デジタルカメラのCMOSイメージセンサーはこれを可視光線として捉える特性を持っています。手順は極めてシンプルです。

部屋の照明を少し落とし、スマートフォンのカメラを起動します。リモコン先端の送信部(透明または半透明のLED発光部)をカメラレンズに向け、リモコンの「運転/停止」ボタンを押し続けます。このとき、画面越しに先端が「紫色や青白くピカピカと点滅」していれば、リモコン内部のCPUおよび赤外線発光素子は完璧に動作しています。

※注意点として、iPhoneのメインカメラ(背面カメラ)には強力な赤外線カットフィルターが標準装備されているため、光が映らない仕様になっています。iPhoneユーザーの場合は、フィルター性能の異なる「インカメラ(自撮り用カメラ)」に切り替えて確認作業を行ってください。Android端末の多くは背面・前面どちらのカメラでも鮮明に発光を確認できます。

このテストの結果によって、進むべき診断ルートは完全に二極化します。

カメラ越しに光が全く確認できない場合、問題は100%リモコン側にあります。内部基板のハンダクラック、落下衝撃による水晶振動子(発振子)の破損、あるいはキースイッチの導電ゴム摩耗が確定します。一方、カメラ越しに力強く紫色の光が点滅しているにもかかわらずエアコンが反応しない場合、疑うべきは室内機の受信部故障見極めおよびエアコン本体側のシステムエラーへとシフトします。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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