亀と山P幻のアルバム中止理由と現在|2026年電撃復活の真実を追う

亀と山P幻のアルバム中止理由と現在|2026年電撃復活の真実を追うの注目ポイントを詳しく解説してご紹介します。

時計の針を2020年に巻き戻すと、そこにはエンタメ界を揺るがす壮大なプロジェクトの頓挫がありました。日本テレビ系ドラマ『野ブタ。をプロデュース』から15年、そしてドラマ『ボク、運命の人です。』の主題歌「背中越しのチャンス」から3年。満を持して始動した「亀と山P」の2大ドームツアー(東京ドーム・京セラドーム大阪)および、初のオリジナルアルバム『SI』のリリース計画でした。

しかし、当初2020年4月29日に予定されていたアルバム発売は、世界的な新型コロナウイルス感染拡大に伴い延期を余儀なくされます。さらに同年8月、山下智久の芸能活動自粛が発表され、状況は一変。そして同年10月末、山下がハリウッド映画への出演機会を掴むため海外へ拠点を移す決断を下し、ジャニーズ事務所を電撃退所したことでプロジェクトは完全に暗礁に乗り上げました。

レコード会社および所属事務所から『SI』の発売中止が正式にアナウンスされたのは、2020年12月26日のことでした。ファンの間では「録音はすでに完了していたはずなのに、なぜCD化すら許されないのか」という悲鳴が上がりましたが、当時の音楽業界関係者は契約上の冷徹な現実をこう明かします。

「アルバム制作にはソニーミュージックをはじめ多数の制作会社、広告代理店、スポンサーが関わっていました。タレントが事務所を退所した場合、原盤権の帰属、肖像権の使用許諾、印税の分配比率、さらには販促契約のすべてをゼロから再締結しなければなりません。事務所残留を決めた亀梨さんと、海外挑戦を選び独立した山下さん。両者の法的な所属が分断された瞬間、商業ベースでのパッケージリリースは構造的に不可能となったのです」

単なるスケジュールの不一致ではなく、「企業間契約の失効と権利処理の壁」こそが、完成目前だった名盤『SI』をお蔵入りに追い込んだ冷酷な真相でした。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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