セキスイハイムと積水ハウスの違いは?坪単価・工法と選び方を徹底比較
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「同じ積水グループの兄弟会社ではないのか」という疑問を解き明かすには、高度経済成長期まで時計の針を巻き戻す必要があります。両社の関係性の発端は、1960年にプラスチック加工のパイオニアであった積水化学工業が、住宅事業への進出を目的に立ち上げた「積水ハウス産業(現・積水ハウス)」にあります。
積水ハウスは設立当初から目覚ましい成長を遂げ、設立からわずか数年で積水化学工業から独立経営の道を歩み始めました。自力で東証一部(現・プライム市場)へと上場を果たし、戸建て住宅の累計建築戸数で世界一を誇る巨大住宅メーカーへと単独で飛躍していったのです。
一方、親元であった積水化学工業は、自社が持つ高度なプラスチック加工技術や工業化ノウハウを再結集させ、1970年代に新たな自社住宅ブランドとしてセキスイハイムを誕生させました。つまり、先に独立して巨大化した「元子会社(積水ハウス)」と、親会社が後から独自に育て上げた「住宅事業部門(セキスイハイム)」という、極めて稀有な企業関係が現在も続いています。
2026年現在においても、積水化学工業は積水ハウスの株式を一定割合保有する大株主の一角ではあるものの、業務提携や共同開発を行っているわけではありません。現場の営業担当者同士が展示場で顧客を激しく奪い合う、正真正銘の競合メーカーです。