デスノート実写はなぜ「ひどい」と炎上?ファン落胆の改変理由と歴代評価の真相

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2015年7月期に放送された日本テレビ系日曜ドラマ『デスノート』は、放送開始前からSNSを中心に猛烈なバッシングを受けました。その最大の引き金となったのが、「夜神月=天才」という原作の根底を覆すキャラクター設定の改変です。

「アイドルオタクで英語辞書を引く月」に原作ファンが絶句

原作の夜神月は、全国模試1位の頭脳を持ち、容姿端麗、スポーツ万能という完璧超人でした。しかしドラマ版第1話で提示されたのは、以下のような人物像でした。

  • 弥海砂(佐野ひなこ)が所属する地下アイドルグループ「イチゴBERRY」のライブに通い詰める熱狂的ファン
  • 居酒屋でアルバイトをし、公務員を目指す「どこにでもいる平凡な大学生」
  • デスノートの表紙に書かれた英語の取扱説明書(How to use it)が読めず、英和辞書を片手に四苦八苦する描写

放送当時、Twitter(現X)や2ちゃんねる(現5ちゃんねる)では「天才の知略バトルという前提が崩壊した」「これではただの衝動的犯罪者」と猛烈な批判が殺到。「凡人月」というワードがトレンドを席巻する事態に発展しました。

救世主となった窪田正孝の「怪演」と後半の評価逆転

しかし、ドラマ版は単なる駄作として終わることはありませんでした。初回視聴率16.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という高数値を記録したのち、物語が進むにつれて視聴者の空気が一変します。その原動力となったのが、主演を務めた窪田正孝の狂気に満ちた演技力でした。

平凡な青年がノートの万能感に呑まれ、次第に冷酷無比な殺人鬼「キラ」へと変貌していくグラデーションを、窪田は鬼気迫る表情管理と絶叫で見事に表現。「設定は改悪だったが、窪田正孝の演技だけで見る価値があった」という好意的な評価が広がり、最終回まで高い注目度を維持しました。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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