高速道路の現金払いはいつ廃止?2026年の現状とEtc専用化の真相
高速道路の現金払いはいつ廃止?2026年の現状とEtc専用化の真相の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。
ネット上のコミュニティやSNS(旧Twitter・5ちゃんねる・Yahoo!知恵袋など)を検証すると、料金所の一般レーン閉鎖に対する世論は完全に二極化しています。日常的に高速道路を利用する層からは「一般レーンでモタつく車がいなくなり快適になった」「ETC専用化は遅すぎたくらいだ」と歓迎する声が大半を占める一方、非日常的な利用者に焦点を当てると、切実な悲鳴が上がっています。
現場取材や独自アンケートにおいて、特に多く寄せられた利用者の実体験を整理すると、以下の3つのパターンに集約されます。
第1に、サンデードライバーやペーパードライバーの負担感です。「年に1回、実家への帰省や法事でしか車を運転しないのに、数万円をかけて車載器を購入・セットアップし、ETCカードを契約しなければならないのか」という不満です。車載器の購入費用や工賃(合計で約1万5,000円〜2万5,000円程度)は、年に数千円しか高速代を使わないユーザーにとって極めて重い心理的・金銭的ハードルとなっています。
第2に、クレジットカードを保有できない・持ちたくない層の孤立です。ETCカードの発行には通常、クレジットカード会社による与信審査が伴います。過去に債務整理を経験した人、低所得層、あるいは信用情報を持たない若年層や高齢者にとって、ETCカードの入手は容易ではありません。デポジット(保証金)を預託することで発行可能な「ETCパーソナルカード」が存在するものの、最低でも数万円のデポジットを前払いする必要があり、経済的弱者への負担が大きいと批判の対象になっています。
第3に、知人の車や代車、古い中古車を利用した際のアクシデントです。「親戚の軽トラックを借りて粗大ごみを捨てに行く際、ETCがついていないことを失念して専用ICに入ってしまった」「修理工場の代車にETCカードを挿し忘れていた」というヒューマンエラーによるトラブルが多発しています。