チャドクガ皮膚炎は人にうつる?家族の二次被害と正しい洗濯・対処法
チャドクガ皮膚炎は人にうつる?家族の二次被害と正しい洗濯・対処法の背景について、専門知識を取りまとめてご紹介します。
Q1:チャドクガの毒針毛が付いた服は、他の服と一緒に洗濯機で洗って本当にダメですか?
A1:絶対に避けてください。毒針毛は水流によって剥がれ、洗濯槽内で浮遊して一緒に洗った別の衣類や下着に再付着します。直接庭に出ていない家族全員に被害が広がる最大の原因になります。被害衣類は別にして、50℃以上の熱湯に10分以上浸けるか、スチームアイロンを当てて毒を不活化させてから単独で洗濯してください。
Q2:チャドクガ皮膚炎の発疹から出た体液や滲出液(浸出液)で人にうつりますか?
A2:水ぶくれが破れて出た体液自体によって他人にうつることはありません。ただし、その部位周辺の皮膚にまだ毒針毛が残っている場合、触れることでその針が相手の肌に刺さり発症することはあります。患部は石鹸を泡立てて優しく洗い流し、清潔を保ってください。
Q3:刺された跡がシミ(色素沈着)になり残るのを防ぐ治し方はありますか?
A3:跡を残さないための最大の鍵は「絶対に掻き壊さないこと」と「早期に強力なステロイド外用薬で炎症を短期間で鎮静化させること」です。痒みに任せて皮膚を傷つけるとメラニンが過剰生成され、茶色い色素沈着が半年以上残ることがあります。発症初期に皮膚科を受診し、適切な外用薬と抗ヒスタミン内服薬で炎症を最短で抑えましょう。