安倍元首相を苦しめた持病の真相|潰瘍性大腸炎と2度の退陣劇
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2007年の突然の退陣と、2020年の再度の退陣劇。同じ「病気による辞任」でありながら、医療体制や使用された薬剤、政治的背景には明確な差異が存在します。
項目第1次政権(2006〜2007年)第2次政権(2012〜2020年)医学的背景・編集部解説主な退陣理由潰瘍性大腸炎の急激な悪化・衰弱持病の再発と継続的治療の必要性いずれも指定難病の再燃が決定打となった主たる治療薬ステロイド剤、ペンタサ等アサコール、生物学的製剤など2009年認可の新薬アサコールが劇的な寛解をもたらした通院・検査先慶應義塾大学病院(緊急入院)慶應義塾大学病院(定期・追加検査)主治医団による厳重なモニタリング体制が敷かれていた在任期間366日(約1年)2,822日(連続最長記録)適切な薬物療法により約8年間の長期政権を維持
第1次政権退陣後の2009年、日本国内で認可された画期的な新薬アサコール(持続性メサラジン製剤)が、安倍氏の病状を劇的に改善させました。炎症部位である大腸に直接届いて効果を発揮するこの新薬により、長らく苦しめられていた症状が劇的な寛解状態へと移行。2012年の総裁選出馬、そして憲政史上まれに見る政権奪還へとつながったのです。