ブラジル鶏肉の高騰と供給制限!鳥インフルが与える日本への衝撃
今注目を集めている ブラジル鶏肉の高騰と供給制限!鳥インフルが与える日本への衝撃について、多角的な視点をご紹介しています。
事態の正常化に向けて、現地政府もなりふり構わぬ外交戦を展開している。ブラジル農業畜産食料供給省を率いるカルロス・ファヴァロ農相は、主要輸入国に対して「行政区(州や市)単位での輸入停止にとどめる地域主義(リージョナライゼーション)の徹底」を強く働きかけてきた。国全体を対象とする全面的な一括停止措置を回避し、経済的損失を最小限に抑える狙いがある。
しかし、厳格な衛生基準を要求する輸入国側との調整は容易ではない。感染拡大の恐怖と貿易維持の狭間で、各国政府の判断は割れている。ファヴァロ農相をはじめとする南米の交渉団は、自国の防疫体制の堅牢さを主張し続けているが、国際的な信頼回復と物流の完全正常化にはなお時間を要するのが実情だ。