年収300万の年金受給額は月いくら?実際の手取りと老後生活費を試算

年収300万の年金受給額は月いくら?実際の手取りと老後生活費を試算の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

試算上の「月額約12万3,000円」をそのまま生活費として使えると考えていると、年金生活に入った瞬間に資金ショートを起こすリスクがあります。65歳を超えて年金を受給する際にも、現役時代と同様に各種控除後の金額が振り込まれる仕組みだからです。

年金収入から差し引かれる主な項目は以下の4つです。

  • 国民健康保険料(または後期高齢者医療保険料):自治体ごとに異なるが、月額約4,000円〜6,000円程度
  • 介護保険料:65歳から原則として年金天引き(特別徴収)。月額約5,000円〜7,000円程度
  • 所得税:公的年金等控除や基礎控除を引いた残額に課税。月額数百円〜1,000円程度
  • 住民税:前年の所得に応じて課税。月額1,000円〜2,500円程度

年金額面が月額約12万3,000円(年額約147万円)の場合、公的年金等控除(65歳以上は年110万円まで非課税枠)が適用されるため、所得税・住民税の負担は比較的軽微で済みます。しかし、介護保険料と健康保険料の負担が重くのしかかります。

結果として、受給総額から差し引かれる金額は合計で月額約1万3,000円〜1万5,000円(約10〜12%)に達します。口座に実際に振り込まれるリアルな手取り月額は約10万8,000円〜11万円前後まで目減りするのが現実です。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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