後見開始の審判とは?費用・期間・手続きの流れと2026年最新の注意点
後見開始の審判とは?費用・期間・手続きの流れと2026年最新の注意点に関する知りたいポイントを初心者にも親しみやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。
後見開始の審判は本人の財産を保全するための強力な盾ですが、申し立てた後に「こんなはずではなかった」と後悔する家族も少なくありません。特に留意すべきデメリットは以下の3点です。
1. 申立ての取り下げは裁判所の許可が必要
「親族が後見人に選ばれそうにないから申立てを辞めたい」と思っても、家庭裁判所の許可がない限り申立てを取り下げることはできません。
2. 専門職後見人への報酬が永続的に発生する
弁護士や司法書士が後見人に就任した場合、本人の資産規模に応じて月額2万円〜6万円程度の基本報酬が本人の財産から一生涯(死亡するまで)支払われ続けます。
3. 財産の柔軟な運用や生前対策が完全に凍結される
成年後見制度の目的は「本人の財産の維持・保護」です。そのため、相続税対策としての生前贈与や家族信託の組成、リスク資産への投資、実子の住宅購入資金の援助などは、裁判所の許可が下りず一切行えなくなります。
手続き完了後は、金融機関や役所での手続きをスムーズに進めるために、裁判所窓口または郵送で「審判確定証明書交付申請書」(手数料150円の収入印紙添付)を提出し、審判確定証明書を速やかに取得しておくと実務が円滑に進みます。