韓国語の「どういたしまして」は死語?ネイティブのリアルな返し方

韓国語の「どういたしまして」は死語?ネイティブのリアルな返し方とはどのようなものなのか? 専門的な分析を整理してお届けします。

では、現地の人々は「ありがとう」と言われた際、実際にどのようなリアクションを返しているのでしょうか。ソウル在住の20代〜50代のネイティブ100名を対象にした言語使用実態調査(2025年実施・現地編集部調べ)によると、日常的なカムサハムニダの返事としてネイティブの約68%が「아니에요(アニエヨ)」を第一選択肢に挙げました。

韓国語のどういたしましてにおけるアニエヨは、直訳すると「いいえ」「違います」という否定の言葉です。日本語話者からすると「お礼を言われたのに否定するのは失礼ではないか」と心配になりがちですが、韓国の対人コミュニケーションにおいては「そんなお礼を言われるほど大したことはしていませんよ」「とんでもないです」という謙譲の気持ちを自然に表す定番フレーズとして機能しています。

さらに、シチュエーションによって多用されるのが「괜찮아요(ケンチャナヨ)」です。韓国語のどういたしましてにおけるケンチャナヨは、「お気になさらず」「大丈夫ですよ」というニュアンスを含みます。相手が恐縮して「本当にすみません、ありがとうございます」と感謝を伝えてきた際に、「気にしないでください」と相手の負担を和らげる目的で頻繁に交わされます。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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