ソヨゴの木で後悔する理由とは?枯れる原因や実がつかない真相と対策
ソヨゴの木で後悔する理由とは?枯れる原因や実がつかない真相と対策に関する主要な事実を丁寧にまとめました。詳細な解説をご確認ください。
病害虫に強いとされるソヨゴですが、唯一と言っていい天敵がカイガラムシ類です。葉の表面や枝の分岐部に白や茶色の小さな付着物が見られたら、それはソヨゴの害虫カイガラムシ対策を講じるべきサインです。
カイガラムシが排泄する甘露を栄養源にして黒いカビが繁殖する「すす病」を併発すると、艶やかな緑の葉が真っ黒に覆われ、光合成が阻害されて樹勢が一気に衰えてしまいます。成虫になると硬い殻に覆われて薬剤が効きにくくなるため、古い歯ブラシやヘラで物理的にこすり落とすのが現場で最も有効な対処法です。幼虫が発生する5月〜7月頃に、浸透移行性の殺虫剤(オルトラン水和剤やベニカベジフル乳剤など)を定期散布することで発生を根本から抑え込めます。
樹形を美しく保つためのソヨゴの成長速度と大きくなりすぎない工夫についても触れておきましょう。ソヨゴの年間伸長量はわずか10cm〜20cm程度と極めて穏やかです。放置しても急激に巨大化して手に負えなくなる危険性は低いですが、風通しが悪くなるとカイガラムシの温床となります。
失敗しないソヨゴの剪定時期とお手入れ方法の基本は以下の通りです。
- 適期は2月中旬〜3月下旬(休眠期):新芽が動く直前に、混み合った枝や内向きに伸びる不要枝を根元から間引く「透かし剪定」を行います。
- 初夏の軽剪定(6月下旬〜7月上旬):飛び出た強い枝(徒長枝)の先端だけを軽く整えます。花芽を落とさないよう、強剪定は絶対に避けてください。
- 刈り込みバサミの使用は厳禁:葉の途中で切断すると切り口が茶色く枯れ込み、著しく美観を損ねます。必ず木バサミや剪定バサミを用い、枝分かれの根元から1本ずつ間引くのが鉄則です。