公明党と創価学会の「政教分離」は本当か?選挙協力の実態と真相を徹底解説

公明党と創価学会の「政教分離」は本当か?選挙協力の実態と真相を徹底解説についての最新情報をお届けします。

1999年の自公連立政権発足は、日本の政治における巨大なターニングポイントであった。かつて激しく対立していた自由民主党と公明党が手を組んだ最大の動機は、国政選挙における相乗効果だ。

衆議院の小選挙区制において、創価学会の熱心な会員が持つ行動力と連帯感は、他党の追随を許さない。学会員たちが日常的な人間関係を通じて支持を呼びかける運動、通称「F票(Friendship票)」開拓の取り組みは極めて組織的だ。機関紙である聖教新聞などを通じた情勢の共有や、全国的な電話掛け・訪問対話は、自民党の候補者にとって喉から手が出るほど欲しい強固な足腰となる。

小選挙区では自民党候補に創価学会の票を集め、比例区では公明党に票を戻すという「選挙協力」のギブ・アンド・テイクが長年機能してきた。しかし、少子高齢化や若年層の宗教離れが指摘される中、かつて数百万票と言われた集票能力の維持には陰りも見られ始めており、選挙協力の現場におけるパワーバランスも少しずつ変化を見せている。

佐々木 一輝

佐々木 一輝

ビジネス戦略アナリスト

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest