伝説の拷問器具「苦悩の梨」は実在したか?最新歴史研究が迫る真実
伝説の拷問器具「苦悩の梨」は実在したか?最新歴史研究が迫る真実についての真相をお届けします。
そもそも、一般に知られているこの道具の構造は実に異様かつ精巧だ。真鍮や鉄で作られた梨型の本体は、3枚から4枚の葉状の金属弁に分かれている。末端に備え付けられたねじを回すことで、弁が外側に向かって機械的に開く仕掛けとなっている。
通説によれば、中世ヨーロッパにおける異端審問や魔女裁判の場、あるいは同性愛者や虚飾の罪を犯した者に対する罰として用いられたとされる。この過酷極まるメカニズムと残酷な使用法こそが、史上最悪の拷問器具という恐ろしいパブリックイメージを完全に決定づけたのだ。