昭和・平成の象徴「Ol」はどこへ消えたのか? 2026年の働き方改革と女性キャリアの現在地
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昭和30年代、働く女性は「BG(ビジネスガール)」と呼ばれていた。だが、この表現がアメリカ英語で特殊な職種を意味する俗語だと判明したことをきっかけに、1963年、NHKや女性週刊誌などの呼びかけによって新たな名称の公募が行われた。そこで圧倒的な支持を集めて誕生したのが「OL(オフィスレディ)」という造語だ。当時は女性の社会進出を象徴する華やかな言葉として受け入れられ、ファッション誌やトレンディドラマの主人公の代名詞となった。
しかし、その華やかな響きの裏には、コピー取りや茶くみ、男性社員のサポートといった「一般職」に固有の限定的な役割が強烈に紐付いていたことも否定できない。時代の脚光を浴びたこの言葉は、性別役割分担という社会の規範を抱えながらスタートを切ったのだった。