項目四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)腱板断裂(ローテーターカフ損傷)編集部の見解・評価主な病態関節包や滑液包の急性・慢性炎症と癒着棘上筋などの腱組織の部分的・完全な断裂炎症による拘縮か、物理的断裂かの違い他動的な可動域他人が腕を持ち上げても途中で固まって挙がらない(関節拘縮)他人が支えて持ち上げると痛みはあるが挙がる最大の見分けポイント。他動可動域の有無をチェック筋力低下・脱力感痛みによる制限はあるが、本質的な脱力感は少ない腕を上げた位置で保持できず、すとんと落ちる(Drop Arm 徴候)腱の連続性が失われているため筋力発揮が困難好発年齢・発症率40〜50代に好発。生涯発症率は人口の約2〜5%60代以上で急増。60代の約25%、70代の約40%に断裂所見高齢者の肩痛は腱板変性が隠れている確率が高い自然経過と治療方針炎症期→拘縮期→回復期を経て1〜2年で自然寛解することが多い断裂部は自然癒合しない。保存療法または関節鏡視下手術「放っておけば治る」という過信は断裂拡大を招く