木村拓哉と堺雅人の不仲説を徹底検証!共演Ngの真相と日曜劇場対決
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二人の足跡を振り返る上で欠かせないのが、過去の貴重な木村拓哉と堺雅人の共演作品です。今でこそ「一国一城の主」として単独主演以外ではキャスティングが困難とされる二人ですが、かつては同じフレームの中で濃密な芝居の応酬を繰り広げていました。
最初の接点となったのが、2005年放送のフジテレビ系月9ドラマ『エンジン』です。児童養護施設「風の丘ホーム」を舞台に、木村拓哉が演じる挫折したレーサー・神崎次郎と、堺雅人が演じる几帳面で理屈っぽい施設指導員・鳥居元忠。当時、すでに国民的トップスターとして君臨していた木村に対し、堺は劇団「東京オレンジ」の看板俳優からNHK大河ドラマ『新選組!』の山南敬助役で全国的な知名度を獲得し始めた躍進期でした。
ドラマ「エンジン」共演シーンにおいて特筆すべきは、直情的で子どもたちと体当たりでぶつかる木村と、教育者としての規則を厳密に重んじる堺のコントラストです。ホームの運営方針を巡って二人が狭い事務室で真っ向から衝突する場面では、台本の行間を埋めるような目線のやり取りと、張り詰めた間合いが視聴者を惹きつけました。当時現場にいた制作関係者によると、堺は木村の放つ圧倒的な「現場を支配するアドリブ力と瞬発力」に刺激を受け、木村もまた、どれほど崩した球を投げても寸分違わぬテンポで打ち返してくる堺の堅実な役作りに強い信頼を寄せていたと証言されています。
そして二度目の邂逅が、2011年に放送されたTBS開局60周年記念超大作の日曜劇場『南極大陸』でした。木村拓哉演じる熱き第一次南極越冬隊副隊長・倉持岳志に対し、堺雅人は冷徹な現実主義者でありながら胸に熱い祖国復興の思いを秘めた大蔵省官僚・氷室晴彦を演じました。白銀の厳寒の地で、理想を掲げる倉持と国家予算の壁を突きつける氷室の論戦は、作品の屋台骨を支える名場面として今なお語り草となっています。