ディディエールシカクワガタ飼育と産卵セットの全貌!失敗防ぐ極意
ディディエールシカクワガタ飼育と産卵セットの全貌!失敗防ぐ極意の重要ポイントを解説します。役立つ情報がチェックできます。
ネット上の情報や古い飼育マニュアルには、一部実態と乖離した俗説が散見されます。ここで代表的な3つの誤解を正しておきましょう。
誤解1:「常温でも日本の冬と夏を乗り切れる」
【真相】 日本の温暖地における真夏の室温(28〜32℃)では、数週間以内に成虫・幼虫ともに壊滅的なダメージを受けます。キャメロンハイランドの年間平均気温は18℃前後であり、人工的なクーラー設備なしでの飼育は不可能です。冬場も15℃を下回ると仮死状態に陥るため、年間を通じた20℃前後の恒温環境が不可欠です。
誤解2:「どんなマットでも産卵する」
【真相】 前述の通り、本種は極めて強い「材産み種」です。微粒子発酵マットはあくまで産卵木を埋め込み湿度を一定に保つための媒体であり、マット単体で爆産することは原則ありません。必ず質の良い「柔らかい木」をセットしてください。
誤解3:「羽化して体が固まっていればすぐに子供が取れる」
【真相】 体の外部骨格が固まることと、体内の生殖巣が完成することは別問題です。羽化後3ヶ月未満の未成熟個体を無理に交尾させると、無精卵ばかり産んでメスが寿命を迎えるか、交尾行動自体が成立しません。焦りは禁物です。