Co2ナルコーシス看護の鉄則|初期症状と安全な酸素投与の基準
Co2ナルコーシス看護の鉄則|初期症状と安全な酸素投与の基準を徹底追究! 読者が気になる 情報と解説を分かりやすく展開します。
CO2ナルコーシスのリスク管理において、現場でしばしば見受けられる「危険な誤解」が2点あります。
誤解1:CO2ナルコーシスを疑ったら、すぐに酸素投与を完全に止めるべき?
これは現場で最も犯しやすい危険なミスです。呼吸抑制が起きたからといって酸素投与を突然ゼロにしてしまうと、不可逆的な重症低酸素血症を引き起こし、心停止を誘発するリスクがあります。正解は「酸素を完全に止めるのではなく、ベンチュリーマスク等で安全な低濃度(FiO2 24〜28%)へ直ちに落とし、換気補助を行うこと」です。
誤解2:SpO2が99%を保っていれば患者は安全である?
パルスオキシメーターが示すSpO2はあくまで「酸素化」の指標であり、「換気(CO2の排出)」を反映していません。高濃度の酸素を吸っていれば、自発呼吸が極端に浅く弱くなっていてもSpO2は見かけ上99%を示し続けます。SpO2が高値であることに安心し、胸郭の動きや呼吸数の減少、意識レベルの低下を見落とすことこそが最大の盲点です。