プロ野球の年間試合数はなぜ143試合?内訳や変遷・Mlb比較解説

プロ野球の年間試合数はなぜ143試合?内訳や変遷・Mlb比較解説とはどんな影響があるのか? 詳しい意味を丁寧に紐解いて紹介します。

世界最高峰のメジャーリーグ(MLB)と比較すると、日本の143試合は「約20試合少ない」設計です。なぜNPBはMLBのように160試合規模へ拡大しないのか、両者の構造的差異を客観的な数値データから整理してみましょう。

項目日本プロ野球(NPB)メジャーリーグ(MLB)編集部の見解・評価レギュラーシーズン試合数143試合(3月下旬〜10月上旬)162試合(3月下旬〜10月上旬)約19試合の差。開催期間はほぼ同一のためMLBの方が日程密度が圧倒的に高い。休養日・移動日の頻度原則「週1日(毎週月曜日)」月2〜3日程度(13〜20連戦も頻発)日本は月曜の完全休養が労使合意で確立されており、登板間隔の管理がしやすい。延長戦および決着の規定延長12回打ち切り(引き分けあり)タイブレーク制導入(原則引き分けなし)NPBは引き分けを1試合として消化するため、未消化再試合のリスクを抑えられる。雨天中止時の対応予備日へ順延(ダブルヘッダー原則不実施)ダブルヘッダーで即座に消化日本では観客の入れ替えや興行権、労働協約の観点からダブルヘッダーが形骸化。ポストシーズン最大試合数最大16試合(CS最大9+日シリ最大7)最大22試合(WC3+LDS5+LCS7+WS7)両国とも秋の短期決戦は興行収入の柱だが、投手の消耗度はMLBがより過酷。

MLBが162試合を強行できる背景には、26人枠(アクティブ・ロースター)を酷使しながらも傘下に幾重ものマイナーリーグを抱え、選手を頻繁に入れ替える「消耗品型」の巨大組織論があります。対してNPBは、球団専属の移動新幹線や定期便を利用し、週の初めに移動と休養を挟む「火〜木・金〜日」の6連戦サイクルを基本としています。このスケジュールを崩して160試合に踏み切れば、先発投手の「中6日」ローテーションは崩壊し、怪我のリスクが跳ね上がることになります。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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