ノルマントン号事件の真相と闇|なぜ日本人全員犠牲でも無罪なのか
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Q1:なぜドレイク船長ら乗組員は日本人乗客を助けようとしなかったのですか?
A1:公式の証言では「言葉が通じず指示に従わなかった」と弁明されていますが、実際には悪天候の中で自らの生存を最優先し、救助活動を怠ったというのが歴史的な見方です。当時のアジア人に対する強い人種的偏見と、「自国の領事裁判で裁かれるため罪に問われない」という特権意識が背景にあったと指摘されています。
Q2:ノルマントン号事件で生き残った日本人乗客は一人もいなかったのですか?
A2:はい、日本人乗客は乗船していた25名全員が命を落としました。生存者はイギリス人、ドイツ人、中国人、インド人などの外国人乗組員26名のみでした。
Q3:ノルマントン号事件と「関税自主権の回復」はどう関係していますか?
A3:不平等条約には「領事裁判権の承認」と「関税自主権の欠如」の2大要素がありました。ノルマントン号事件を直接の契機として撤廃されたのは「領事裁判権(1894年・陸奥宗光)」です。関税自主権の完全回復は、日露戦争後の1911年(小村寿太郎外相時)に達成されました。テストでも混同しやすい重要ポイントです。