伝説の傑作が勢揃い!今こそ見返すべき黄金期の覇権作ランキング

伝説の傑作が勢揃い!今こそ見返すべき黄金期の覇権作ランキングに関する専門家の意見を丁寧に解説いたします。

同じくフジテレビジョンの月9枠も、2012年は極めて意欲的な挑戦を続けていた。春クールに放送された『鍵のかかった部屋』は、貴志祐介の防犯探偵・榎本シリーズを原作に据え、防犯オタクの主人公が密室殺人事件の謎を解き明かしていく純粋な本格ミステリーだ。大野智が演じた榎本径の無機質でストイックなキャラクター像と、緻密に組まれた大掛かりな密室トリックの再現模型は、謎解きファンの知的好奇心を極限まで刺激した。

続く夏クールで旋風を巻き起こしたのが『リッチマン、プアウーマン』である。IT企業の若きカリスマ社長を小栗旬が、東大卒ながら就職難に苦しむ不器用なヒロインを石原さとみが熱演。当時のシリコンバレー的スタートアップカルチャーを巧みに取り入れ、ビジネスのスピード感と不器用な大人の恋愛模様を鮮やかに交錯させた。劇中で描かれた「世界を変えるものづくり」への情熱は、放送から年月が経った今も多くの働く人々の胸を打ち続けている。

佐々木 一輝

佐々木 一輝

ビジネス戦略アナリスト

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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