コーカソイドとモンゴロイドの違いとは?最新ゲノムが明かす衝撃のルーツ

コーカソイドとモンゴロイドの違いとは?最新ゲノムが明かす衝撃のルーツとはどのようなものなのか? 主要なファクトを簡潔に解説します。

ドイツのマックス・プランク進化人類学研究所を中心とする古DNA(古代DNA)研究は、現生人類の成立史にさらなる衝撃をもたらした。ネアンデルタール人やデニソワ人といった旧人との交雑痕跡が、現在のユーラシア大陸の全集団に色濃く残されていることが証明されたのだ。モンゴロイド集団にはデニソワ人由来の遺伝子領域が特異的に保持されており、高地への適応や免疫系の強化に寄与したことが判明している。

日本国内においても、理化学研究所などの最先端研究チームがバイオバンク・ジャパンの膨大なゲノムデータを解析し、日本人の複雑な遺伝的ルーツを解き明かしている。国立科学博物館館長であり日本人類学会の重鎮でもある篠田謙一氏は、古代人の骨から抽出したDNA分析を駆使し、縄文人と弥生人の二重構造モデルをゲノム精度で検証し続けている。研究の知見は、アジア東端の多様性が単一のカテゴリーに収まるものではなく、幾重もの移住と交雑のドラマの産物であることを物語る。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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