Scp-087「吹き抜けた階段」の正体と封印された探査記録4の真相
Scp-087「吹き抜けた階段」の正体と封印された探査記録4の真相の全体像を丁寧に掘り下げてご紹介します。
財団のデータベースにおいて、SCP-087のオブジェクトクラスは「Euclid(ユークリッド)」に指定されています。自律的に歩き回って世界を崩壊させるようなKeterクラスの脅威ではないものの、内部空間が物理法則を完全に無視しており、性質の全貌が未解明であるためです。
この階段が存在するのは、某大学キャンパスの敷地内。外観上は周囲の建築物に完全に溶け込んでおり、一般の学生や教員が異常に気づくことはありません。財団が策定した特別収容プロトコルに基づき、入り口となる頑丈な鉄製ドアには電気的施錠システムが施され、表面は清掃用具室や配電室に見せかける偽装塗装で覆われています。解錠には複数のセキュリティ権限が必要であり、民間人の侵入は徹底的に防がれています。
階段内部における最大の異常現象が「光の吸収」です。内部に持ち込んだ照明器具は、光源の強さに関わらずわずか1.5フライト(階段半周分)先までしか照らすことができません。どれほど強力な高出力ライトを照射しても光が闇に溶けて消失してしまうため、探索者は常に目と鼻の先しか見えない極限の暗闇を進むことを強いられます。