マルタイ棒ラーメンはまずい?低評価の真相と劇的においしい作り方
マルタイ棒ラーメンはまずい?低評価の真相と劇的においしい作り方とはどのようなものなのか? 背景や要点を丁寧に紐解いて紹介します。
購入者を悩ませる「マルタイラーメンが粉っぽい理由」および「マルタイ棒ラーメンのスープが薄いと感じる現象」には、食品科学的な明確な理由が存在します。
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油で揚げたフライ麺は、製造過程で水分が蒸発して麺の内部に無数の微細な孔(スポンジ状の穴)が空いています。そのため、湯を吸いやすく短時間で均一に戻る特性を持ちます。対してマルタイの棒状ラーメンは、小麦粉・食塩・かんすい等を丹念に練り上げ、熟成と乾燥を重ねて作られた高密度なノンフライストレート乾麺です。
高密度な乾麺を少量の湯で強火で煮立てると、麺の中心部に熱が通る前に表面のでんぷん層が糊化(α化)して湯の中に過剰に溶け出します。この「でんぷんが溶けた茹で汁」に付属の粉末スープを直接溶かし込むと、塩分やだしの浸透圧が狂い、舌が塩味や旨味を感じにくくなります。これが「粉っぽさ」と「スープの薄さ」を同時に引き起こす最大のメカニズムです。
株式会社マルタイの公式調理法では「1食あたり水450mlで沸騰後3分煮込み、火を止めてからスープと調味油を加える」と指定されています。この「450ml」という湯量は一般的な袋麺(500ml前後)よりもやや少なめに設計されており、わずか50mlの注水誤差が味の濃度を劇的に狂わせる原因となります。