昭和・平成を揺るがした「ポロリ」の真相と時代を映すメディアの変遷
話題沸騰中の 昭和・平成を揺るがした「ポロリ」の真相と時代を映すメディアの変遷について、主要な情報を整理して公開しています。
もともと何かが小さく抜け落ちる様を表すオノマトペに過ぎなかった言葉が、性的な含みを持つ放送用語へと変貌を遂げた背景には、民放各局による苛烈な視聴率競争があった。1970年代から1980年代にかけて、お茶の間のテレビは家族全員で囲む娯楽の中心であり、夜のゴールデンタイムであっても適度な「お色気」は日常的なフックとして許容されていた。
思春期の青少年にとって、それは息を呑んで凝視する刺激的なスペクタクルであり、大人たちにとっては他愛のない笑いのスパイスだった。夜間帯の番組欄にその気配が漂うだけで、翌朝の学校や職場での会話は持ちきりになる。ひとつの俗語が社会現象にまで拡大したのは、当時のテレビが持っていた圧倒的な拡散力と、少しのタブーを共有することに対する大衆の無邪気な共犯関係が存在したからに他ならない。