名古屋・緑区の伝説店が魅せるラーメンの終着点。なぜ今、世界がこの「器の中の懐石」に熱狂するのか?

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店内に一歩足を踏み入れると、そこは別世界だ。木目を活かした美しいカウンター席からは、手入れの行き届いた中庭が望める。店主のルーツである和食・懐石料理の精神が、空間の隅々にまで浸透している。器一つをとっても、作家の手による温もりある陶器が使われており、視覚的にも楽しませてくれる。

この空間で過ごす時間そのものが、一つのエンターテインメントなのだ。慌ただしく麺をすすって立ち去る、従来のラーメン店のスタイルとは対極にある。五感のすべてを研ぎ澄まし、目の前の一杯と対峙する。そんな贅沢な時間が、ここには流れている。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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