和牛と国産牛の違いとは?プロが教える失敗しない肉選びの真実

和牛と国産牛の違いとは?プロが教える失敗しない肉選びの真実についての真相をご紹介します。

日本の和牛市場において全体の9割以上を占めるのが「黒毛和種」だ。この品種が世界中の美食家から絶賛される最大の理由は、遺伝的に筋肉の内部まで細かく脂が入り込む「和牛香(わぎゅうこう)」と呼ばれる独特の芳醇な香りにある。

和牛の脂に含まれるオレイン酸の割合は非常に高く、融点が低いため、口に入れた瞬間に体温で脂が溶け出す。これが「口の中でとろける」独特の食感を生み出している。対して一般的な国産牛(ホルスタイン種や交雑種)は、赤身の比率が高く、噛みごたえと肉本来のあっさりとした旨味を楽しむ料理に向いている。

世界的な和牛ブームの広がりとともに、海外の最高級レストランでも「WAGYU」の文字を目にする機会が増えた。しかし、海外産の「WAGYU cross」(和牛と現地牛の交雑種)と、日本国内で純血を維持して育てられた本物の「和牛」とでは風味に決定的な差がある。だからこそ、国内の畜産業を守り、本物の価値を伝えるブランディングがこれまで以上に重視されている。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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