ウエスト症候群で赤ちゃんの顔つきが変わる?初期症状と受診のサイン
ウエスト症候群で赤ちゃんの顔つきが変わる?初期症状と受診のサインの真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。
ウエスト症候群の主症状である「点頭発作(てんとうほっさ/スパズム)」は、一般的なてんかんのように全身を激しくガクガクと震わせるタイプとは大きく異なります。一瞬の動作であるため、初期には周囲が見落としてしまうケースも珍しくありません。
典型的な発作動作では、頭部を一瞬カクンと前屈させる、あるいは両腕をパッと外側に広げた後に抱え込むような屈曲動作を呈します。発作自体の持続時間はわずか1〜2秒程度ですが、決定的な特徴は「5秒〜30秒ほどの間隔を空けて、何度も連続して発作が繰り返される(シリーズ形成)」という点です。
あわせて注視すべきなのが、発作時や発作前後に現れる「目の動きの異常」です。乳児てんかんに伴う目の異常には以下の特徴が見られます。
- 眼球の上転:動作の一瞬前後に、黒目が上の方にギュッと引き上げられる
- 側方偏視や眼振:視線が左右どちらか一方に極端に偏る、または細かく揺れる
- 驚愕様の一点凝視:何かにおびえたように見開いたままフリーズする
発作は特に「朝起きた直後」や「眠りから覚めかけたウトウトしている時間帯」に好発します。シリーズ発作の後半になると赤ちゃんが不快感から激しく泣き出すことが多いため、「寝起きに不機嫌でぐずり、変なビクつきを繰り返す」という形で表面化するのが通例です。