解と係数の関係はなぜ瞬時に解けるのか?2次・3次方程式の裏ワザと応用
解と係数の関係はなぜ瞬時に解けるのか?2次・3次方程式の裏ワザと応用とはどのようなものなのか? 主要なファクトを整理してお届けします。
2次方程式 $ax^2 + bx + c = 0$ ($a \neq 0$) の2つの解を $\alpha, \beta$ とするとき、係数との間に成り立つ基本公式が以下の2式です。
・解の和: $\alpha + \beta = -\frac{b}{a}$
・解の積: $\alpha\beta = \frac{c}{a}$
多くの受験生が最初のテストで失点する原因は、和のほうに付く「マイナス記号($-$)」の付け忘れです。このミスを根本から防ぐには、最高次の係数 $a$ で方程式全体を割った標準形 $x^2 + \frac{b}{a}x + \frac{c}{a} = 0$ を意識する姿勢が役立ちます。
2つの解 $\alpha, \beta$ を持つ2次方程式を展開すると $(x - \alpha)(x - \beta) = x^2 - (\alpha + \beta)x + \alpha\beta = 0$ となります。1次の項の係数が $-(\alpha + \beta)$ とマイナスを帯びるため、元の式の $\frac{b}{a}$ と一致させる際にマイナスが移るという構造を頭に焼き付けておけば、符号を混同するリスクはほぼゼロになります。