野暮天の意味と意外な語源とは?粋との違いや特徴・使い方を解説

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野暮天の語源・由来には複数の説が存在しますが、最も広く知られているのが東京都国立市に鎮座する「谷保天満宮(やぼてんまんぐう)」に由来する説です。

江戸時代、江戸市中から見て現在の多摩地域に位置する谷保は、緑豊かな農村地帯でした。当時の江戸っ子たちは、田舎じみていて垢抜けない様子を意味する「野暮」と、谷保天満宮の「谷保(やぼ)」の音を掛け合わせ、次のような狂歌を詠んで流行させました。

「野暮と化物は東京(江戸)になし 谷保の天神 藪の鶯(うぐいす)」

「江戸には野暮な奴や化け物などいない。野暮と言えば谷保の天神様、藪と言えば鶯だ」という地名をもじった言葉遊びから、「谷保天神」が転じて「野暮天」という俗語が定着したと伝えられています。当時の江戸庶民が持っていた、言葉遊びへの鋭い感性と、田舎と都会を対比させるユーモアが生んだ産物です。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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