手の指の魚の目は危険なイボかも?痛む原因と失敗しない治療法
手の指の魚の目は危険なイボかも?痛む原因と失敗しない治療法についての最新情報をご紹介します。
手の皮膚に硬い病変ができるプロセスは、物理的刺激と感染の2つに大別される。
ペンを強く握る習慣や工具の長時間の使用、スポーツでの摩擦によって生じるのは、主に胼胝腫(タコ)だ。胼胝腫は皮膚の防御反応として角質層が外側に向かって均一に厚くなるもので、芯はなく、強い痛みを伴うことは少ない。稀に強い摩擦が一極集中して手の平や関節部に鶏眼を形成することもあるが、指先には滅多に生じない。
一方、指先にできるしこりの正体である尋常性疣贅は、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が引き金となる。ささくれ、手荒れによる微小なひび割れ、深爪の傷口など、目に見えないほどの皮膚のバリア破壊からウイルスが侵入する。皮膚の基底層に感染したウイルスは表皮細胞を異常増殖させ、硬いイボを作り出す。免疫力が低下している時期や、手洗いやアルコール消毒の過剰使用で皮脂膜が奪われている手肌は、格好の侵入経路となってしまう。