引っ越しの洗濯機設置は自力で可能?水漏れを防ぐプロ直伝の手順と費用相場

引っ越しの洗濯機設置は自力で可能?水漏れを防ぐプロ直伝の手順と費用相場に関する疑問を分かりやすくまとめました。詳細な解説をご確認ください。

洗濯機の移設において、設置作業以上に事故原因となりやすいのが引っ越し前日の下準備です。洗濯機の内部やホース内には常に数リットルの水が残っており、これを抜かずにトラックへ積み込むと、他の家財を水浸しにするだけでなく、電気系統のショートを引き起こします。

確実な「洗濯機の水抜き」は、以下のステップで前日夜までに完了させておく必要があります。

  1. 給水ホースの水抜き:水道の蛇口を完全に閉め、洗濯機のフタを閉めて「スタート」ボタンを押す。約1分間運転させて給水ホース内の残水を槽内に落とし、電源を切る。
  2. 給水ホースの取り外し:蛇口側、本体側の順にホースを外す(タオルを用意して残水を受ける)。
  3. 本体・排水ホースの水抜き:電源を再度入れ、「脱水運転(最短時間)」を設定してスタート。脱水完了後、槽内の水分を拭き取り、本体底面や排水ホース内の水を抜く。
  4. 糸くずフィルター(ドラム式は乾燥フィルターも)の清掃:カバーを開けて内部の水を捨て、ゴミを除去しておく。

また、ドラム式洗濯機の引っ越しで最大の盲点となるのが「輸送用固定ボルト」の有無です。ドラム式洗濯機の内部ドラムは、揺れを吸収するサスペンションで宙吊り状態になっています。運搬時の振動で内部ドラムが暴れて軸が歪むのを防ぐため、背面を専用ボルトで固定しなければなりません。

大手家電メーカーの修理窓口に寄せられる相談でも、「固定ボルトを紛失したまま運んでしまい、新居で回したら激しい異音と振動が発生した」という事例が頻発しています。内部ドラムの破損修理には3万円〜6万円以上の高額な修理代がかかるため、ボルトが見当たらない場合は引っ越しの1〜2週間前までにメーカーや家電量販店から取り寄せておくことが不可欠です。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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