タイ小売ビジネス激変の真相!現場取材で見えた越境Ecの勝機
タイ小売ビジネス激変の真相!現場取材で見えた越境Ecの勝機の重要ポイントをご紹介します。最新トレンドが満載です。
この激変を主導しているのが、タイ経済を牽引する二大財閥だ。筆頭は、タニン・チャラワノン(Dhanin Chearavanont)率いるCPグループ(Charoen Pokphand Group)である。傘下のCP ALL(7-Eleven Thailand)は国内で圧倒的な店舗数を誇り、今や単なるコンビニエンスストアを超えた生活インフラ、さらには物流拠点としての機能を強化している。店内に設置されたキオスク端末から金融サービスを利用し、オンライン注文した商品を店頭で即座に受け取る仕組みが完全に定着した。
これに対抗するのが、高級百貨店や大型スーパーを展開するセントラル・グループ(Central Group)だ。彼らはオムニチャネル戦略を前面に打ち出し、富裕層向けのラグジュアリー体験と日常的なEコマース利用を巧みに行き来させる仕組みを構築。タイの消費市場は、この二大巨頭が築く強固なエコシステムを軸に、凄まじいスピードで洗練度を高めている。