『もしドラ』が遺した本質とは?あらすじ・結末と実践マネジメント論
『もしドラ』が遺した本質とは?あらすじ・結末と実践マネジメント論の背景について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。
マネジメントの導入により急速に実力をつけた程高野球部は、夏の東東京大会を順調に勝ち進みます。しかし、決勝戦の直前、みなみを支え続けた親友の宮田夕紀が病状悪化により息を引き取るという最大の悲劇に見舞われます。
絶望に打ちひしがれ、決勝戦のベンチで涙が止まらないみなみ。しかし、チームメイトたちは動揺することなく、自ら考え行動する「自律した組織」としてグラウンドに立ちました。夕紀のために、そして支えてくれたすべての人々のために一致団結した部員たちは、強豪校を相手に見事な逆転勝利を収め、悲願であった甲子園出場の切符を手にします。
トップが不在あるいは機能不全に陥った瞬間でも、組織の構成員一人ひとりがミッションを共有し、自発的に成果を出せる状態をつくる――まさにドラッカーが提唱した「マネジメントの究極の成果」が実を結んだ瞬間でした。悲しみを乗り越えてチームが成長を遂げるこのクライマックスは、涙なしには読めない名シーンです。