浄土真宗で初盆をしない家庭があるのはなぜ?教義の真相とお布施相場を解説

浄土真宗で初盆をしない家庭があるのはなぜ?教義の真相とお布施相場を解説の疑問点について、専門知識を基に徹底解説します。

浄土真宗で初盆法要を営む際、金銭面や贈答品のマナーにも特有の決まりがあります。知らずに他宗派のやり方を持ち込むとマナー違反になることもあるため、正確に把握しておくことが欠かせません。

1. 初盆のお布施相場:

僧侶を自宅に招いて初盆の読経を依頼する場合、お布施の相場は「30,000円〜50,000円」が一般的です。普段の祥月命日法要よりも手厚く包む家庭が多く見られます。寺院の本堂で合同の歓喜会法要に参加する場合は、「10,000円〜30,000円」程度が目安となります。また、僧侶が自前の車や公共交通機関で来訪した場合は「お車代(5,000円〜10,000円)」、法要後の会食(お斎)を辞退された場合は「御膳料(5,000円〜10,000円)」を別添えの白封筒で渡すのが礼儀です。

2. 香典(不祝儀)の表書き:

参列者が持参する香典の表書きには、厳格なルールが存在します。他宗派では四十九日前に「御霊前」、四十九日以降に「御仏前」を使い分けるのが一般的ですが、浄土真宗では時期を問わず最初から「御仏前(または御佛前)」と書きます。「亡くなってすぐに仏になる」ため、御霊前という言葉は一切使いません。水引は「黒白」または「黄白(特に関西地方)」の結び切りを用います。

3. お供え物ののし紙:

品物を持参する場合ののし紙(掛け紙)の表書きは、「御供」または「御仏前」と記載します。水引の下段には贈り主のフルネームを筆または濃墨の筆ペンで書きます。お供え物としては、日持ちのする個包装の和菓子、果物、お線香、ろうそくなどが好まれます。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest