なぜ11月11日?ポッキーの日誕生の意外な真相とギネス記録の裏側を徹底解説

なぜ11月11日?ポッキーの日誕生の意外な真相とギネス記録の裏側を徹底解説についての最新情報を徹底解説します。

ネット上で毎年必ず盛り上がるミームのひとつに、「ポッキーの影に隠れてプリッツが忘れ去られている」という自虐的な「プリッツ不遇論」があります。SNS上でも「プリッツの日であることを忘れないであげて」「公式もポッキー贔屓ではないか」といった書き込みが風物詩のように繰り返されます。

しかし、マーケティングの観点からこの構図を紐解くと、まったく別の真実が見えてきます。江崎グリコはプリッツの知名度不足を放置しているのではなく、むしろ「ポッキーの引き立て役としてのプリッツ」というネット上のいじりを計算に入れた上でプロモーションを設計しています。過去にはプリッツ公式自らが「今年もポッキーの陰に隠れています」といった自虐的なプロモーションを展開した事例もあり、ネットユーザーが「プリッツも買ってあげよう」と同情と愛着から購入に走る心理的トリガーを巧みに引いているのです。

また、味の進化においてもプリッツは決して立ち止まっていません。近年はスナック菓子の枠を飛び越え、オリーブオイルやチーズ、ブラックペッパーを用いた「おつまみ特化型」の濃厚フレーバーを展開し、ビールやハイボールを好む成人層を確実に囲い込んでいます。「甘いものを好まない層」をプリッツでしっかり回収する二重の防網が敷かれている点こそ、グリコのポートフォリオ戦略の凄みです。

【プロの結論】記念日マーケティングに乗るべき人・冷静に選ぶべき人の判断基準

あらゆる企業が「〇〇の日」を乱発する昨今、消費者はこの手の記念日キャンペーンとどう向き合うべきでしょうか。メディア編集部としての客観的な判断基準を提示します。

【このお祭りに乗るべき人】
友人や家族、職場の同僚との間にちょっとした会話のきっかけや、気軽なコミュニケーションの潤滑油を求めている人です。ポッキーは1箱数百円という極めて低いコストで、「今日はポッキーの日だから」という大義名分のもと、周囲にプチギフトとして手渡すことができます。贈られた側にも心理的負担を与えず、職場の空気を和ませるツールとしてこれほど費用対効果の高いアイテムはありません。

【冷静にスルー・吟味すべき人】
限定ノベルティ(風船やグッズ)欲しさに、食べ切れないほどのまとめ買いをしてしまう人や、SNSの同調圧力に疲弊している人です。コンビニ各社の景品施策は購買欲を刺激しますが、必要以上の糖分摂取や衝動買いに繋がるリスクもあります。お祭りに無理に合わせる必要はなく、自分が本当に食べたいタイミングで、自分に合ったフレーバー(甘さ控えめのビター系や塩味の効いたプリッツなど)を1箱だけ楽しむ大人のスタンスを保つことが賢明です。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest