中国の偽ミッキー騒動の真相と現在|石景山から上海ディズニーへ

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著作権管理において世界一厳格とされるウォルト・ディズニー・カンパニーが、この事態を黙認するはずはありませんでした。米ディズニー社は直ちに声明を発表し、中国当局および園側に対して法的措置を辞さない構えを明示しました。

当時の報道関係者による取材記録によると、水面下では米国通商代表部(USTR)を通じた外交ルートでの働きかけも行われていたとされています。当時、中国は翌年に2008年北京オリンピックを控えており、「国際基準を守れない無法国家」というレッテルを貼られることは、国家威信をかけた国家的プロジェクトにとって致命的なリスクでした。

結果として、中央政府からの強い指導が入った石景山遊園地は、問題発覚からわずか数週間後の5月中旬、夜間のうちに問題の着ぐるみや看板、オブジェをすべて一斉撤去しました。翌朝、報道陣が訪れた際にはキャラクターの影も形もなく、職員は「最初からそんなキャラクターはいなかった」と口を閉ざすなど、幕引きの拙速さもまた話題を呼びました。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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