セイコーマート東京進出の真相!なぜ都内にない?出店理由と最寄り店

セイコーマート東京進出の真相!なぜ都内にない?出店理由と最寄り店についての最新情報をご紹介します。

「東京にないのに、なぜ茨城県や埼玉県には昔から店舗があるのか」という疑問は、多くの人が抱く謎のひとつです。この特異な出店ネットワークは、昭和末期から平成初期にかけての流通再編と、先述した海上フェリー航路の歴史に直結しています。

発端は1980年代後半、地元の酒販店ネットワークを生かしてチェーン網を広げていたセイコーマートが、首都圏郊外の酒販店協同組合から経営支援やフランチャイズ加盟の要請を受けたことでした。北海道外へ初進出した際、本拠地である北海道と関東を結ぶ物流の要所となったのが、苫小牧〜大洗を結ぶ長距離フェリー航路です。大洗港に到着した北海道の牛乳、総菜、生鮮食品をスムーズに陸送できるエリアとして、まずは茨城県内に強固なドミナント網を構築しました。

その後、茨城県南部に隣接し、常磐自動車道や首都圏中央連絡自動車道(圏央道)、国道298号などの幹線道路沿いで大洗からのトラック定期便が直接アクセス可能な地域として、埼玉県東部(吉川市、三郷市、八潮市、草加市など)へと拠点を拡大していきました。つまり、現在関東に広がる約90店舗以上のネットワークは、場当たり的な東京接近ではなく、「大洗港を拠点とした自社物流の有効半径」に沿って綿密に計算された結果なのです。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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