アイスとラクトアイスの違いとは?体に悪い噂の真相と太る理由
アイスとラクトアイスの違いとは?体に悪い噂の真相と太る理由とはどんな影響があるのか? 背景や要点を簡潔に解説します。
製品設計の思想を理解するために、プレミアムアイスの象徴である「ハーゲンダッツ ミニカップ バニラ(アイスクリーム)」と、大衆的メガヒット商品である「明治 エッセル スーパーカップ 超バニラ(ラクトアイス)」の成分構造を対比してみましょう。
ハーゲンダッツの原材料欄を見ると、「クリーム、脱脂濃縮乳、砂糖、卵黄/バニラ香料」という極めてシンプルな構成になっています。増粘安定剤や乳化剤を使用せず、北海道産を中心とした濃縮生乳と卵黄の自然な乳化作用だけであの重厚なテクスチャーを生み出しています。その結果、乳脂肪分は15.0%という極めて高い数値を記録します。
一方、スーパーカップの原材料欄には、「乳製品、植物油脂、水あめ、砂糖、卵黄、食塩/香料、乳化剤、安定剤」と並びます。乳脂肪分の代わりにパーム油やヤシ油などの植物性油脂をブレンドし、水あめや乳化剤を巧みに配合することで、200mlという大容量でありながら低価格でコクのあるキレの良い後味を実現しています。
つまり、ハーゲンダッツは「純粋な乳の濃厚さと自然な風味」を追求した工芸品的な設計であり、スーパーカップは「工業技術を駆使して手頃な価格と食べごたえを極限まで高めた」機能的製品という、根本的な目的の違いが存在します。