年間8万人が忽然と消える日本|行方不明者の実態と最新動向に迫る

年間8万人が忽然と消える日本|行方不明者の実態と最新動向に迫るの重要ポイントをご紹介します。専門的な知識が詰まっています。

失踪原因の中で最も急速に拡大しているのが、認知症およびその疑いによる行方不明です。認知症を理由とする届出件数は年間1万8000件〜1万9000件超に達し、統計開始以来の高水準が続いています。

認知症による失踪の特徴は、「失踪しよう」という自覚がない点にあります。「昔の職場へ行く」「実家へ帰る」といった記憶の混乱から外出し、自宅へ戻るルートを完全に失ってしまいます。本人は目的を持って歩いているため、周囲が異変に気づきにくいのが特徴です。

体力の限界まで移動し続けるため、自宅から数キロ〜数十キロ離れた山林や線路沿い、水路周辺などで発見される事例が頻発しています。季節を問わず、真冬の凍死や真夏の熱中症など、わずか数時間の遅れが致命的な結果につながる危険と隣り合わせです。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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