七福神・福禄寿の正体とは?寿老人との違いや頭が長い理由を解説

七福神・福禄寿の正体とは?寿老人との違いや頭が長い理由を解説についての真相をお届けします。

福禄寿という名は、人がこの世で望む最上の幸福を表す3つの文字に由来しています。道教における人生の三大目標とされた「福(子孫繁栄・家庭円満)」「禄(財産・出世・地位)」「寿(健康・延命長寿)」を一身に集めた存在こそが、この福禄寿です。

中国の古い民間伝承によると、その起源は北宋時代の仙人にあると伝えられています。背丈はわずか3尺(約90cm)足らずと小柄でありながら、頭部だけで体長の半分近くを占め、道行く人々に卓越した知恵を授けながら諸国を巡ったという奇妙な伝説が残されています。

さらに天文学的なルーツとして見逃せないのが、りゅうこつ座のα星である「南極老人星(カノープス)」の化身という神格です。南の地平線すれすれにしか現れず、北宋の都・開封などからは滅多に観測できなかったこの星は、夜空に見えると天下が泰平になり、見た者の寿命が延びる瑞星として皇帝から庶民まで熱烈に崇拝されました。この星を人格神として崇める道教思想が日本へと伝わり、室町時代以降に形成された七福神信仰へ定着していきました。

斉藤 蓮

斉藤 蓮

デジタルマーケティングコンサルタント

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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