東海環状自動車道全線開通へ!未開通区間の進渉と物流激変の全貌
東海環状自動車道全線開通へ!未開通区間の進渉と物流激変の全貌にまつわる興味深い視点を詳しく紐解きます。
取材班が向かったのは、岐阜県と三重県をまたぐ養老ICからいなべIC、そして北勢ICに至るラストピースの建設現場だ。こここそが「2026年度全線開通プロジェクト」の最前線である。断層が複雑に入り組む地層と押し寄せる湧水に阻まれ、工期見直しを余儀なくされた未開通区間だが、現在トンネルの貫通と巨大橋脚の設置作業が24時間態勢で急ピッチで進む。
「全線グランドオープンは決して引けないラインだ」――現場のタクトを振るう中部地方整備局の幹部は厳しい表情で語った。かつて斉藤鉄夫大臣(当時)も自ら現場を視察し、災害時の救命ルートおよび物流の命綱としての期待を口にしていた。未開通区間がつながることで、名古屋市街地を通過せずに東海3県を周回する約153kmの巨大ループが完成する。