秋元康の男性グループはなぜ今人気?Show-Wa躍進と歴代の真実
秋元康の男性グループはなぜ今人気?Show-Wa躍進と歴代の真実の背景について、専門知識を詳しくお届けします。
秋元康氏による男性グループのプロデュースは、決してここ数年に始まった思いつきではありません。その原点は1980年代後半、哀川翔さんや柳葉敏郎さんを輩出した「一世風靡セピア」に対抗する形で結成された幕末塾にまで遡ります。
1988年、秋元康氏が審査員を務めた「ナイスガイ・コンテスト」のファイナリストで結成された幕末塾には、現在タレント・グルメリポーターとして活躍する彦摩呂さんも在籍していました。メジャーデビュー曲『時代を殴るには自分の素手がいい』など骨太な楽曲をリリースし、映画主演を果たすなど一定の存在感を示したものの、おニャン子クラブのような社会現象にまで拡大することは叶いませんでした。
その後も単発の男性ユニットや演劇系プロジェクトを手掛ける機会はあったものの、エンタメ業界では長らく「秋元康は女性アイドルでは無敗を誇るが、男性グループの育成は苦手としている」という定説が定着していました。そのジンクスを打ち破るべく、満を持して2023年に始動したのが「夢をあきらめるな!男性グループオーディション」でした。応募資格を25歳以上(実質30歳前後が中心)に限定し、元Jリーガー、元大手企業サラリーマン、料理研究家、ボーカル講師といった経歴を持つ異色のメンバーを抜擢。過去の失敗と教訓を糧に構築されたのが、哀愁と親しみやすさを前面に押し出した新時代のプロデュース手法だったのです。