げっ歯類とは?ウサギとの違いや一生伸びる歯の秘密と生態

げっ歯類とは?ウサギとの違いや一生伸びる歯の秘密と生態とはどんな影響があるのか? 詳しい意味を整理してお届けします。

長い前歯で草や木をかじる姿から、かつてはウサギもげっ歯類の仲間に分類されていました。しかし、解剖学や分子系統学の研究が進んだ結果、現在では完全に独立した「重歯目(ウサギ目/Lagomorpha)」として明確に区別されています。

見分けるための決定的な違いは、「上あごの門歯の本数」にあります。

げっ歯類の上の門歯は左右に1本ずつの「計2本」ですが、ウサギは表から見える大きな前歯のすぐ裏側に、小さな「小門歯(控えの歯)」が隠れるように生えており、上の門歯が合計4本(上下合わせると計6本)存在します。さらに、顎の動かし方にも明確な差異があり、げっ歯類が顎を前後にスライドさせて削るように噛むのに対し、ウサギは顎を左右にすり潰すようにリズミカルに動かして食事を摂取します。

外見や「歯が伸び続ける」という共通点はあるものの、進化の系統樹においては数千万年前に枝分かれした別の動物群なのです。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest