「だから滅びた」元ネタ誰のセリフ?悟空の真意とネットミーム徹底解説

「だから滅びた」元ネタ誰のセリフ?悟空の真意とネットミーム徹底解説について徹底解説いたします。最新の情報をお届けします。

ネットやSNSで頻繁に引用される「だから滅びた」というセリフの主は、世界的人気漫画『ドラゴンボール』の主人公である孫悟空です。具体的には、コミックス第27巻(完全版第22巻収録)の其之三百十九「せんと​うみんぞくのつみとほこり」、アニメ版『ドラゴンボールZ』第96話に登場する緊迫したやり取りがだから滅びた 原作シーンの現場となります。

舞台は、崩壊寸前のナメック星。親友であるクリリンを眼前で無残に爆殺された怒りによって、伝説の戦士「超サイヤ人」へと覚醒した孫悟空は、宇宙の帝王として君臨してきたフリーザを圧倒的な力で追い詰めていきます。これまで絶対強者として命乞いなどしたことのなかったフリーザが、自らの劣勢と死の恐怖に直面し、感情を乱して悟空にこう叫びました。

「き……きさまらサイヤ人は罪のない者を殺さなかったとでもいうのか……?!」

自らの悪逆非道を棚に上げ、「お前たちサイヤ人だって残虐な侵略を繰り返してきた同類ではないか」と悟空を道連れにして倫理的優位を奪おうとする、典型的な論点すり替え(自己正当化)の叫びでした。それに対し、超サイヤ人の黄金のオーラを纏った悟空は、激昂することもなく、冷徹かつ静かな眼差しでたった一言だけ告げます。

「……だから滅びた」

この返答にフリーザは完全に言葉を失い、戦慄します。悟空はさらに続けて「……こんどはこのオレがきさまを滅ぼす」と言い放ち、サイヤ人の因果を引き受けた上で、目の前の悪を断罪する処刑者としての決意を固めるのです。

このセリフの深層を理解する上で外せないのが、1990年に放送されたTVスペシャル『ドラゴンボールZ たったひとりの最終決戦〜フリーザに挑んだZ戦士 孫悟空の父〜』に描かれた歴史的背景です。悟空の父バーダックたちサイヤ人は、フリーザ軍の傘下で星々の先住民族を虐殺・侵略し、星を売り払う略奪を生業としていました。悟空は地球育ちでありながら自らのルーツである民族の血塗られた歴史を知り、フリーザに滅ぼされた事実は「非道な行いを重ねた民族の報い(自業自得)」であると冷徹に肯定したのです。これが「だから滅びた 由来」の根底にある重厚な真実です。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest