街から「青と黄色の看板」が消える日:Tsutaya大量閉店の裏で起きている文化消費の地殻変動と、残された空間のゆくえ
街から「青と黄色の看板」が消える日:Tsutaya大量閉店の裏で起きている文化消費の地殻変動と、残された空間のゆくえを詳しくリサーチ! 読者が気になる 重要ポイントを分かりやすく展開します。
この変化に対する受け止め方は、世代によって驚くほど対照的だ。生まれながらにデジタル環境が整っていたZ世代やα世代にとって、店舗の閉店は「タイムライン上で流れてくるニュースの一つ」に過ぎず、実生活への支障はほぼ皆無と言っていい。彼らにとってエンターテインメントは、最初から画面の中で完結するものだからだ。
一方で、深刻な影響を受けているのがシニア層である。ネット操作に不慣れな高齢者にとって、散歩がてらTSUTAYAを訪れて名作時代劇のDVDや演歌のCDを選ぶ行為は、日常の大切な日課でありリフレッシュの場でもあった。デジタル化の波がもたらす利便性の影で、置き去りにされる人々が存在することも否定できない事実だ。