尾崎豊『15の夜』盗んだバイクは実話か?元ネタの真相と仲間の現在
尾崎豊『15の夜』盗んだバイクは実話か?元ネタの真相と仲間の現在に関する基本知識を初心者にも親しみやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。
結論から明かすと、誰もが耳にしたことのある「盗んだバイクで走り出す」というエピソードは、完全な創作ではなく、れっきとした実話に基づいています。ただし、実際に鍵のないバイクを持ち出して走らせた主犯は、尾崎豊本人ではありませんでした。
事の真相は、尾崎が東京都練馬区の中学校に通っていた当時にさかのぼります。ある日の夜、尾崎が所属していた友人グループの一人が、近所の団地かアパートの駐輪場にキーが差しっぱなしのまま放置されていた原動機付自転車(スクーター)を見つけました。当時の少年たちのノリで「ちょっと拝借して乗り回そう」という話になり、仲間内でそのバイクを走らせて遊んだという出来事があったのです。
尾崎はその現場に居合わせて行動を共にしていましたが、みずから直接エンジンをかけて盗み出した当事者ではありませんでした。この出来事について、後に尾崎自身が「友人がやったことなんだけど」と周囲に打ち明けています。法律上は占有離脱物横領や窃盗に該当する非行エピソードですが、当時の少年たちが抱えていた退屈とスリルへの渇望が、あの鮮烈な歌詞の火種となりました。