原稿用紙のかぎかっこ完全ルール!行頭・行末のマス目と減点防止術
今注目を集めている 原稿用紙のかぎかっこ完全ルール!行頭・行末のマス目と減点防止術について、多角的な視点を分かりやすく掲載しています。
最も質問が集中するのが、行末(原稿用紙の最下段、または横書きの場合は右端)にかぎかっこが到達した際の処理方法です。状況に応じた正しい対処法を把握しておきましょう。
まず、行末で文章が終わり、句点(。)と閉じかぎかっこ(」)が重なるケースです。この場合、最後の文字の次のマスに「。」と「」」を1つのマスの中にまとめて書くのが正しい作法です。マス目が足りないからといって、次の行の1マス目に「。」や「」」を単独で送ることは禁則違反となります。
もし最後の文字が行の最終マスに入り、句点と閉じかっこを書くスペースがなくなった場合は、句読点とかぎかっこのぶら下げを行います。マス目の枠外(縦書きなら一番下の外側、横書きなら右端の外側)に小さく「。」と「」」を添えて記入します。市販の原稿用紙や試験用解答用紙の多くは、この欄外記入を想定して設計されています。
逆に、開きかぎかっこ(「)が行末の最後の1マスに来てしまった場合は注意が必要です。開きかっこを行末に残し、中身の文字を次の行の先頭から書き始めると、読者の視線が分断されてしまいます。この場合は行末のマス目を空欄(または次の行へ繰り越し)にして、次の行の1マス目から開きかぎかっこ(「)を書き始めるのが美しい体裁とされています。